「K-5」が目指したのはK-7の上位機種!だったとは・・・ イベントに出るまでわかってなかった
ペンタックスデジタル一眼レフカメラ「K-5」体験イベントから間が
空いてしまったのですが・・・ イベントの報告っす
既にモニター記事が先行してしまい申し訳ありません
「K-5」のモニター記事について
PENTAX「K-5」で夜景(イルミネーション)撮影に挑戦!手ブレ補正の威力を見よ
PENTAX「K-5」の「クロスプロセス」撮影機能が進化した
PENTAX「K-5」の新機能『バッファRAW保存』って便利!(RAW撮影と現像)
PENTAX「K-5」で撮影にトライ! でもRAW撮影で抜かったなりっ
現時点で4本ですが、まだ続く予定ですww
「K-5」が目指したもの
「K-5」は、その外観からも「K-7」のマイナーチェンジと思われがちですが、実は「K-7」の上位機種なのであります!
数字が小さくなって上位機種とは、ちと驚いたのですが、ほんとの話
「K-7」でも評価の高かったボディ特性を活かしつつ、さらに操作性とカスタマイズ性を向上させたのが「K-5」なのだ
小型軽量で防塵防滴を継承、さらに高性能化って・・・
ユーザーの我が侭に可能な限り応えたメガ盛りデジイチ!?
ハイパフォーマンスと小型軽量化の両立
ハイパフォーマンス(高性能化)を実現するには、筐体を大型化するのが一番っすよね
でも、PENTAXはそれを潔しとせず、あくまで『いつでも持ち歩けるサイズ』にこだわったのであります
さらに、サービスへ寄せられたお客様の声をはじめ、ユーザーへのネットアンケートなどの意見も参考に、どのような機能をユーザーが求めているのかを分析
その結果、「高感度性能」と「AF-C連写性能」の更なる向上を目標とすることにしたそうっす
「高感度ISO51200」を実現するまで
「高感度性能」を搭載することを目標にはしたものの
実現するまではなかなか困難な道のりだったとのこと
「K-x」のISO12800にも驚かされたけど、「K-5」が目指したのはさらにその上
そもそも使ってるセンサーのベース感度がISO100ってところからして、当初の目標としていた「ISO25600」すら無謀だろーという感じですが、開発の若手メンバーはISO51200の実現を目指したというから脱帽っす
さらにそれを実現しちゃうんだもんなぁ・・・ 寿司の力は偉大だ(って違~うっ)
高感度側だけでなく低感度側にも広げた、高速・低ノイズの新型CMOSセンサー
試しに撮影比較してみたのがコレ
他の高感度撮影写真貼っておきます
PENTAX K-5 test-3: ISO
「秒間6コマ」の連写が生んだオマケ
「K-5」では、シャッター機能とファームウェアのアルゴリズムを見直し、ミラーバウンドを低減することで、最速1/8000の高速シャッターユニットを作り出すことに成功
秒間6コマの連写を可能にしやした
で、このシャッターユニットにはオマケというか副産物が・・・
いつシャッターを切ったか気づかないほどの静かさを獲得しちまいました!
「K-x」をお借りしたときには、ネコや子供が驚くシャッター音とか冗談めいて言ってたのが信じられないほど とにかく「K-5」のシャッター音の静かさは驚異的っすわ
「モードダイヤル」ロック機構も改良
K-5では、「K-7」のユーザーアンケートでも声が大きかった『ロック機構』の見直しについても応えを出しています
それまでのロックボタンに比べ、ボタンのストロークが深く改良され、ボタンを押した感が認識しやすくなっております
あと、「K-7」にも用意されていた「バルブ撮影」モードが健在なのが良いよねぇ これ「K-x」にはないんすよ
この時期、イルミネーション撮影なんかで すばやく切替えられるのって嬉しい
しっかりとホールドできるグリップを目指して
この写真を見て、何か違和感を感じられた方がいらしたら、かなりの通っす
これ、実は開発中のグリップの試作品が組み込まれた試作機なのです
「K-5」は、サイズ全体がコンパクトなだけに、グリップサイズも決して大きくはありませぬ
自分としては、PENTAXのグリップ感はかなり満足しているんだけど、爪が当たらないような持ち方をしないといけないんだよね
手の大きい方からも、もう少し大きいグリップモデルも欲しいという意見があるそうな
そこで現在、グリップのカスタマイズを検討しているとのこと
イベントでは その試作機に触れることができたってわけ
右の現行品に比較して、左の試作品は、大きさと深さが違うのがわかりますか?
この大きさだと、確かに爪を気にしないでしっかり片手でホールドできる感じになります
手の大きな人もこれくらい大きくなると、大丈夫じゃないかな
早く カスタマイズが可能になるといいな(できればお手頃価格で!)
撮影場所を選ばない!「防塵・防滴構造」
水滴や砂塵は、カメラにとって最大の敵!
でも撮影しているうちに小雨が降ってきた、とか サッカーコートの砂が舞ってカメラにかかったなんて、ありそうなことだよね
でも、相撲じゃないけど『砂被り席』は、撮影には絶好の場所(苦笑)
撮影したい場所で撮りたい! そんな希望を適えるために・・・
「K-5」では、本体を防塵・防滴構造にしちった!!!
ボタンなどの操作部はもちろん、ボディの接合部、開閉部分などの全てを入念にシーリング処置
さらにDAスターレンズを使えば、本体+レンズ全てが防塵・防滴になるのだ
少量の水滴であれば、拭き取るだけでOK
イベントでは、実際にその様子を実演してもらったなり!!!
そのときの動画がコレだ
PENTAX K-5 (K5) test (resists water)
あ、レンズといえば・・・
最近のペンタックス製レンズには、レンズ前面に特殊なフッ素系物質を蒸着させたSP(Super Protect)コーティングが施されているって知ってた?
撥水性、撥油性があり汚れがつきにくく、水はもちろん油もはじくので、指紋や化粧品などの油汚れも簡単に落とすことが可能っす
そのテストとしてイベントで行われたのがコレ
PENTAX SP coating (Super Protect coating) test
見ていただければわかるけど、油性マジックでレンズに落書きしちゃってますよ;;;
でも、タオルで拭けばキレイに落ちちゃった マジ驚きやした
イベントでは、「K-5」のモノコック構造が見てとれるマグネシウム合金筐体や なかなかお目にかかれないスケルトンモデルなども見せて頂きました!
スケルトンモデルは、露出こそ構造的に完全ではないとはいえ、きちんと駆動するモデルだったのに興奮しやした
レアボディの写真、撮影してきましたので貼っておきます
PENTAX K-5 body
さらに充実、全18種類になった「デジタルフィルター」
「K-x」で始めて体験した「デジタルフィルター」の楽しさ
その種類が、「K-5」ではさらに増え、なんと全18種類になりました!
撮影時に使えるのは8種類ですが、撮影後にもフィルター加工を行う
ことができるので、撮った後からじっくりと楽しむのがオススメ
もちろん、1枚の画像に複数のデジタルフィルターをかけることもOK
(撮影時デジタルフィルターも含め通算20回まで)
PCが苦手という方でも、「K-5」一台で、様々な表現を楽しめヤス!
実際にいろいろな加工を行ってみましたので 参考になれば・・・
PENTAX K-5 test-2: Digital Filter
・・・ととと、かなり長くなってきたので 今回はここまで
<後編>では、AFモジュールや手ブレ補正機構などに触れたいと思っておりまする
イベントでは、開発秘話をはじめ自分ではなかなかできないテストまで見せていただき感謝です
PENTAX開発陣の熱い思いに たっぷりと触れられた体験イベントでございました
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