「Xair(エクセア)」、カーデザインの美しさと開発思想を秘めたオフィスチェアに触れてきやした

「Xair(エクセア)」、カーデザインの美しさと開発思想を秘めたオフィスチェアに触れてきやした

KEN OKUYAMA × Inaba =「Xair(エクセア)」
カーデザインの美しさと開発思想を秘めたオフィスチェアに触れてきやした
今回は「Xair」をデザインした、工業デザイナー奥山清行氏を迎えて次世代オフィスチェア誕生にかけた思いを語っていただくイベントに参加してきました

「Xair」を生んだ奥山清行氏とInabaって?

「Xair(エクセア)」、カーデザインの美しさと開発思想を秘めたオフィスチェアに触れてきやした

「Xair」は、工業デザイナー奥山清行氏と、Inabaの技術力が生んだオフィスチェアであります
イスの背骨ともいえる『支柱』がXにデザインされた特徴的なイスです

『Inaba』って名前からご推測のとおり、「Xair」はイナバ物置で有名な稲葉製作所のイナバオフィスシステムの製品なんス

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稲葉製作所がオフィス家具作ってるって知ってました???
実は、1961年のオフィスデスクをスタートに、オフィス家具を製造しているんだそうな
1986年にはオフィスデスク「Trygon(トリゴン)」でグッドデザイン大賞も受賞してるんすよ!

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そして、今回「Xair」をデザインした奥山清行氏は、「イタリア人以外で初めてフェラーリをデザインした男」として世界的に知られているお方っす
NHKの「プロフェッショナル<仕事の流儀>」とかにも出演されてるからご存知の人もいるのでは?
今回のイベントでは、その奥山清行氏がデザインした「Xair」について自ら語ってくれるというスペシャルなもの♪

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当日は20人限定で、原宿にある日産のコンセプトカーなどのデザインを手がける「クリエイティブボックス」を会場としてお借りするという贅沢な環境で開催されたのでありんす
もう、始まる前から大興奮ですわ

このようなイベントに氏が登壇するのは初めてのこと
・・・というのも『モノづくりの裏の物語を語るのは、デザイナーの仕事の一部』だと考えているからだとか

奥山清行氏のポリシー

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イベントでは、奥山清行氏自ら「Xair」をデザインするに至った経緯から、こだわったポイントなんかをお話いただいたわけなんだけれど、なかでも印象的だったのが・・・・

『仕事を引き受ける前に必ず製品の現場(製造・営業)を見る』ことと

自分が
  ・好きなこと
  ・学べること
  ・必要とされていること
を感じられない仕事は、どんなに大企業であっても請けないってこと

これって理想であって、なかなか普通は出来ないことだよね
そして、現場なんて関係なしに仕事をする人も少なくない(苦笑)

やはり世界が認める人は、『芯が通ってる』って感じかな 感激したっす

現場を見て知ったInabaの技術力の高さ

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さて、現場を見て奥山清行氏が知ったのは、製造ラインの技術力の高さ
そしてラインで働く人たちの舞でも舞うかのように美しく無駄のない動きだったそうです

そこで奥山清行氏が疑問に感じたのは
「なぜ、このように高い技術を持つイナバなのに、家具のブランドとしては認知度が低いのだろうか・・・」ということ

そして自分に出来ることを考えたとき
『歴史に裏打ちされた技術をブラッシュアップ』することだと思い至ったそうな

目指したのは値段以上の価値を持つイス

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多くの製品のデザインに携わる中、ヨーロッパの製品は、使えば使うほどに味が出てくるのに対し、日本の製品は、インパクトこそあるものの、時とともに陳腐化したり価値が半減するものが多いことを憂いてたと言います

そこで、今回の「Xair」では、一見シンプルに見えていながら、時とともに風化しない機能・快適性・美しさを兼ね備えたイスをデザインしようと考えたとのこと

わかりやすく言えば、『値段以上の価値を持つイス』!

人の座り方に合わせるメカニズム

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「Xair」の持つ機能をさくっと紹介すると・・・

身体をあずける背部は、一枚板のアルミダイキャストと通気性に優れたメッシュ素材を採用することで、適度なテンションをかけつつ、腰から背中全体の負担を分散する工夫がなされてるのだ
しかも、リクライニングのテンションの強弱まで調節可能なり

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また、座席部分には長時間の使用にもやさしく体重をサポートするように低反発ウレタンを使用しています

リクライニングやイスの高さ、座面のスライドといった調整部は、座面横に配置(左右)!
座ったままの姿勢で感覚的に操作できるので、スムーズにベストポジションが選べようになってヤス

これ、実際コロンブスの卵!
座ったポジションのままで様々な座席調整ができるのは快適でした
なんかと感じが似てるなぁと思ったら、車のシート調整と同じってことね
なるほど!って感じ
奥山清行氏にとって、座席の各種調整は座ったままの姿勢でできなきゃ意味がないわけだ

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エアーランバーサポートがあらゆる姿勢をしっかりホールド
Air Systemで簡単に空気圧を加減するメカニズム
人の座り方に合わせることで自然な姿勢を保ち、内蔵への負荷や疲労感を軽減します

エアーランバーサポートと低反発ウレタン使用の座面の複合効果か、これが座るほどに心地よいのよ!
お尻に腰から背中、そして肩とやさしく包み込まれる感じっていえばいいのかな? 座り仕事が長時間になればなるほど離れがたくなるのではと思うほどだった
グリーンの「Xair」お持ち帰りしたかった!!!!!

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アームレスト部分を持ち上げるだけで高さ調整ができちゃう
でもって、実はこのアームレストもアルミダイキャスト製だったりするww
それというのも、アームレストがよくある座面横から立ち上がったデザインではないから

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背部から出るデザインのため、席を立ち上がる際の上から重圧に耐えるだけの強度が必要だったというわけ

実はわざわざ背部から出るデザインにしたのにも意味があるんス

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背部をリクライミングするとき、座面の角度も傾斜するように設計されているので、アームレストのベストポジションをキープするためには、座面から立ち上がるように出ていると人間工学的にベストではないのだ

また、手が届く範囲は全て裏側まで面取りや表面研磨、またはカバーがなされていて、決して怪我がないように仕上げられているのにも感動したっす
見えない部分の設計にもこだわってるのだ
一流と二流の違いって、こういうとこの処理がきちんとできているかってとこにも出るわけね

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イベント後半では、軽食をいただきながら奥山清行氏と歓談する時間まで用意されていて恐縮しきり・・・
憧れのフェラーリをデザインした手と握手させてもらっちゃいました(苦笑)

今回のイベントでは、「Xair」の良さはもちろんのこと、稲葉製作所の技術力を知ることができました ありがとうございます!

結論!! 『デザインは全て意味がある』

「Xair」に実際座ってみたいという方は、ショールームのほか、銀座・伊東屋さんなんかに置いてあるとのこと
詳細はインフォメーションページを見てくだせぇ

[Xair] Chaix_チェアックス

Information | Xair [エクセア] - KEN OKUYAMA × Inaba
http://www.xair-inaba.jp/information/index.html








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