ジョイスティック雲台の自由度に惚れた!(マンフロット三脚体験イベント-2)

ジョイスティック雲台の自由度に惚れた!(マンフロット三脚体験イベント-2)

ジョイスティック雲台に感動! 自由度に惚れたっす
マンフロットの三脚体験イベントで、ついに体験できました!!

リクエストしていた話題の新製品「ジョイスティック雲台 327RC2」のほかにも、プロ・ハイアマチュア御用達カーボン三脚「190CXPRO3」をお借りできたので、今回はそちらについての感想と、下村先生やマンフロット社の方から教えていただいた三脚の選び方についてまとめたいと思うっす

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「190CXPRO3」なら超望遠ズームレンズでも安心

ジョイスティック雲台の自由度に惚れた!(マンフロット三脚体験イベント-2)

マンフロットの三脚体験イベントで、雲台付きのカーボン三脚で実売で2万円を切るという画期的な三脚「7322CY」もお借りしたのですが・・・
イベント後半では、「190CXPRO3」に「ジョイスティック雲台 327RC2」を試すことができました!!!

シグマさんのご協力で、手ブレ補正機構付きに生まれ変わった超望遠ズームレンズ「APO 50-500mm F4.5-6.3 DG OS HSM」もお借りできちゃいました
ただ・・・ 初めての夜景で その性能を十分に堪能できなかったのが心残り(号泣)

上の写真は、ジョイスティック雲台付きの190CXPRO3に、「APO 50-500mm F4.5-6.3 DG OS HSM」を装着したD5000の写真っす(しょういちさん写真ありがとー)

そもそも三脚の選び方って?

ジョイスティック雲台の自由度に惚れた!(マンフロット三脚体験イベント-2)

今回の体験会で三脚デビューをしたわけですが、実際に三脚を購入する際のポイントを 講師のプロカメラマン下村孝先生に教えていただいたので、ちょっとまとめておきたいと思います

えっと三脚を使った写真撮影を行うには、本来は「三脚」って脚の部分のほかに「雲台」と呼ばれるカメラの方向などを調整する器具が必要になります
安い三脚だと、雲台と三脚が一体化しているものもありますが、デジイチで使うレベルであれば、きちんとしたものを選ぶ必要があります

三脚はレンズやカメラと違って壊れにくく買いなおす頻度が少ないと言えます
だから本来は、良いものを買ったほうがいいのでありますが・・・
この「良いもの」ってのがクセモノなんですよね

「歩に合ったもので良いもの」を選ぶようにしないと、結局は宝の持ち腐れになったりします
言い方を変えると、機材の重さと用途に見合った三脚を選べっちゅうことです

つまり、選ぶ際に検討すべきは
 1.主な被写体、撮影スタイル
 2.機材の運搬方法
 3.予算
ってことですな

体験会のあと三脚が欲しくなって、ショッピングサイトでマンフロットを見たww
チェックしたのは、イベントでも使わせていただいたカーボンファイバー三脚の「190CXPRO3(3段)」なんすけど・・・ これって1.29kgもするんですよ
これにジョイスティック雲台をつけたらと計算すると、なんと約2kgになっちゃう
徒歩中心の自分には、ちょっと難のある重さ ・・・で、いまだ悩み中っす
(お車の方や体力に自信のある方には お薦めの組み合わせなんだけどさ)

それに三脚って、予算の話からは逃れられないんですよね・・・
現在市販されている三脚を大まかに分類すると、カーボン製かそれ以外かになります
長く使うことを考えると、最初にカーボン製を買っておいたほうが、結局安くつくんですけど、なにせ高い!
その点、今回のイベントでお借りした雲台付きのカーボン三脚「7322CY」は破格のお値段!
かなり重い望遠レンズを使うことがなければ ほんとお手頃価格のカーボン三脚っす

入門機とプロ向けの三脚って何が違う?

ジョイスティック雲台の自由度に惚れた!(マンフロット三脚体験イベント-2)

「M-Yシリーズの7322CY」を試したあとでお借りした「190CXPRO3」は、軽く強い3層構造カーボンチューブの三脚です

「190シリーズ」は、コンパクトで軽量ながら多機能な三脚で、「055シリーズ」は、太目の脚と十分な伸高を備えたプロユースな三脚といえます
「055」や「190」に比べると、「M-Yシリーズ」は脚が細くその分より軽量でコンパクトに仕上げられています
つまり「M-Yシリーズ」は、初めての三脚ユーザーには、金銭的にも肉体的にも負担が小さく使いやすいというわけですなww

では、実際に「190シリーズ」の『多機能』って言われている部分は・・・というと

センターポールを外さずに、垂直から水平ポジションに切り替えられる「クイックセンターポールシステム」や4段階のアングル調整ができたりする点です
あと、脚のロックレバーのデザインがエルゴノミックになっていて大きく操作しやすくなっています

いろいろな高さで使えたり、水平ポジションに簡単に切り替えられるというのは、動植物のマクロ撮影を趣味とする人には、嬉しい機能ではないでしょうか

脚段数脚素材ダイキャストセンター
ポール
格納高最低高伸高全伸高最大
耐荷重
自重
3カーボンマグネシウムカーボン58cm8cm122cm146cm5kg1.29kg
「ジョイスティック雲台」のどこがスゴイ?

ジョイスティック雲台の自由度に惚れた!(マンフロット三脚体験イベント-2)

「7322CY」は雲台付きだから買ってすぐに使えますが、雲台は別売りというタイプも少なくありません
始めて三脚を買うという場合、どんな雲台が使いやすいのか悩むところだよね

実は雲台には、パンハンドル雲台と自由雲台に2種類があります
パンハンドル付き雲台とは、ハンドル操作によって傾きを調整できるタイプ
そして、自由雲台ってのは、稼動部に球を用いた雲台です

マクロやスポーツ撮影ならば自由雲台、風景、望遠撮影にはパンハンドル雲台って言われていますが、なんと!!!!!
ジョイスティック雲台は、その両方の良いところを兼ね備えているのです!!

マンフロットのイベントで実際使ってみて改めてその操作性の良さに感動
縦位置と横位置を頻繁に切り替える自分には これしかない!!!と思っちゃった
やっぱ三脚を遺憾無く使いこなすためには、自分に合った雲台を見つけることも重要だもの

ジョイスティック雲台の自由度に惚れた!(マンフロット三脚体験イベント-2)

ジョイスティック雲台は、グリップを握ったり放したりすることで、カメラの向きを動かしたり止めたりできる製品
グリップを握るとカメラを自由に動かすことができ、放すと固定されます
めっちゃ簡単!

ジョイスティック雲台の自由度に惚れた!(マンフロット三脚体験イベント-2)

この自由な動きを支えているボール部分は、なんと空洞状のステンレススチール製!
従来モデルのグリップアクションヘッドに比べ、軽量性、精度、ロック強度が向上しています

ジョイスティック雲台の自由度に惚れた!(マンフロット三脚体験イベント-2)

フリクション(摩擦)調整ダイヤルがグリップの底面に用意されていて、装着するカメラセットの重さや好みに合わせてボール部分の重さ(摩擦)をコントロールすることもできちゃいます

ジョイスティック雲台の自由度に惚れた!(マンフロット三脚体験イベント-2)

「7322CY」にセットで付いてくる雲台同様、ジョイスティック雲台もクイックリリース方式
クイックリリースカメラプレート(クイックシュー)を装備しており、機材の着脱を素早く、確実に行えるようになってるのだ
しかもダブルロック機構なので安心っす

下村先生が、移動のときはカメラは三脚から外して、三脚はたたんで移動するようにとおっしゃっていました
クイックリリース方式なら、サッとカメラが着脱できて便利

三脚選ぶなら、絶対クイックリリース方式の雲台にしようと思ったなり

品名素材高さ自重最大耐荷重パン前後ティルト横ティルト
324RC2ADAPTO
テクノポリマー
10.1cm0.43kg3.5kg360°+90°-90°-19° +90°
327RC2マグネシウム10.1cm0.62kg5.5kg360°+90°-90°-3°+90°

「324RC2」と「327RC2」は、素材や耐荷重の違い以外でも購入の際には注意すべき点がひとつあります
大きさや重さが違う以上にグリップの大きさが違うんです!
手が小さい人や握力に自信のない方は、「327RC2」の操作は難しいとお考えください
自分は手が大きく握力も40近いので難なく操作できましたが;;

本当は操作しているシーンを撮影したかったんだけど、撮影に夢中で忘れてもーた すんません

で、ジョイスティック雲台のあまりの使い心地に、撮影もできなかったこともあるし買うぞぉぉぉ!と、帰宅後すぐにネットショップをチェックしたんだけど・・・現在取り扱い店舗では軒並み品切れ
次回入荷は7月初旬になるとのお話(問い合わせしたショップ全部同じ回答)
しかもですよ! 入荷待ちの段階でバックオーダーがたまってしまい完売という可能性まであるのだとか

ぬぉぉぉぉぉぉ!!!!! もっと入荷してけれー>マンフロットさん
オーダーしたはいいけど入手できるのはいつのことだ???

三脚撮影にはリモコン・レリーズを使うべし

ジョイスティック雲台の自由度に惚れた!(マンフロット三脚体験イベント-2)

リモコン・レリーズは、レリーズリモコンやリモートスイッチ、シャッターリモコン、リモートコード、リモートレリーズと色々な呼び方がありますが
 ペットの撮影時のような被写体にカメラを意識させたくない場合
 ロケーション的にカメラから離れてシャッターを切る必要がある場合
 三脚を使った長時間露光の際に手ブレを防ぐため
に使うシャッターの遠隔操作機器のことです

と、前から持ってたような顔をして書いておりますが・・・
実はイベントの前々日に某お急ぎ便を使ってあわてて「Nikon リモートコード MC-DC2」を買ったんだけどさ;;;
赤外線式のリモコンもありますが、今回はイベントで複数の参加者がいる場所での利用が想定されたため、他の方のカメラのシャッターを誤動作させてもよくないなと思い、リモートコードタイプ(有線)にしました

「Nikon リモートコード MC-DC2」は、バルブ撮影にも対応しているので夜景のほか天体撮影のような長時間露光にも利用できます

ジョイスティック雲台の自由度に惚れた!(マンフロット三脚体験イベント-2)

Nikon D5000の場合は、バルブ撮影が可能なので、「Nikon リモートコード MC-DC2」でロックすることが可能です(上はD5000でバルブ撮影モードにしたところ:シャッター優先時)
バルブ撮影というのは、長時間露光での撮影のこと 早い話がシャッターを長時間開放にすること

ジョイスティック雲台の自由度に惚れた!(マンフロット三脚体験イベント-2)
バルブ撮影時には、このようにロックした間露光となります
シャッターを開ける時間は、撮影する場所の明るさで左右され、結局は経験とカンの勝負ってとこ
でも今はデジタルの時代だから 撮影チャンスさえ許せば何度でもトライすればOKっすよね

ジョイスティック雲台の自由度に惚れた!(マンフロット三脚体験イベント-2)
▲ 78mm F22 25sec ISO-200 絞り優先 (5/15 19:09撮影)

ホワイトバランスをフラッシュにして遊んでおります(実際にはノーフラッシュ)
25秒なんていう長時間露光でも リモコン・レリーズを使えば安心
シャッターを押した際のブレを避けることができます

最近のデジイチ用のものなら三千円前後で入手可能なので、用意することをお薦めします

ジョイスティック雲台の自由度に惚れた!(マンフロット三脚体験イベント-2)
▲ 58mm F8 2sec ISO-200 絞り優先 (5/15 19:28撮影)

事前にロケハンする手間を怠ったため、ベタベタな横浜写真になっております(苦笑)
他の参加者の皆様は もっと素敵な構図をたくさん撮影されておりました;;;

リベンジを誓って、三脚購入を決めやした さてどれにすべ・・・

当日撮影した写真、かなりメタメタですが貼っておきます [n00bs on Flickr]
Manfrotto Tripod tiral event

なかなか試す機会もない三脚に触れることができ、勉強になりました
最後になりましたが、三脚をお貸し出しいただいたマンフロット担当の方、そしてみんぽすスタッフさん&しょういちさん、ありがとうございました

Manfrotto Joystick heads 324RC2

M-Y Manfrotto スペシャルサイト

manfrotto:Tripod + Head Chooser
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マンフロット ジョイスティック雲台

11955-1572-169457







コメント(3)

うおー。さすがです!
非常にわかりやすい記事です!!

私は先日象の鼻リベンジに行ってきました。
ただ、夜遅かったため、周囲の建物が消灯してしまい
再リベンジが必要となってしまいました…w。

これいいですよね…。当日使ってて「あぁ、これは確かに手軽で便利だ」と思いましたよん。構図の自由度というか、本来動かした後に固定というツーアクションをワンアクションで出来るので、ストレスから開放されますよね。

ちなみにビッグ池袋に在庫ありましたよ。

> しょういちさん

なんと、既にリベンジに行かれたとはっ
・・・って何時にいってるんですか(笑)

三脚ゲットしたので今度リベンジ行く予定っす

> V.J.Catkickさん

情報ありがとうございます!
そかぁ リアル店舗には在庫あるんだ
どーしてもリアルは高いというイメージがあって、自宅で比較検討できるネットショップ中心の買い物生活になっております

自分もおかげさまで なんとかゲットできました 嬉しいっす

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