新次元3D対応ビエラで「FULL HD 3D」を楽しむ!

2月9日に体験してきたパナソニックの「FULL HD 3Dシアター」
新次元3D対応ビエラで「FULL HD 3D」を楽しんできました!

今回は、パナソニックさんが進めている「FULL HD 3D」について
いろいろとお聞きしたことをまとめたいと思いヤス

体験イベントでは、世界初のフルハイビジョン3Dテレビ「ビエラ VT2シ
リーズ」で「FULL HD 3D」を堪能したわけですが・・・
この「ビエラ VT2シリーズ」ってのは『プラズマテレビ』なのでやんス

液晶テレビ、プラズマテレビ、有機EL・・・ いろいろあるけど実際には
どこがどう違うのかよくわからーんという人もいらっしゃるのでは?

以前、Nikonさんのコンデジの記事で「有機EL」については簡単に紹介
したんだけど、ここでは 液晶テレビとプラズマテレビについて簡単に
図解してみやすね

「プラズマテレビ」って?

新次元3D対応ビエラで「FULL HD 3D」を楽しむ!

図にもあるように、液晶がバックライトによって映像を映すのに対して
プラズマの場合、画素がひとつずつ紫外線により発光するため、残像が
少なく、「黒」の表現力が優れてヤス
あ、あと前回も書いたけど、視野角が広いのも特徴(テレビを斜めから
見てもきちんと見えるってことね(一応))

『FULL HD 3D』を実現した「フレームシーケンシャル方式」

新次元3D対応ビエラで「FULL HD 3D」を楽しむ!

3D再生方式は、これまでもライン・バイ・ライン方式やチェッカーサン
プリング方式など、いろいろな方式で実現されているのでやんすが・・・
どれも 左眼用と右眼用の画像を線や点で処理しているのだ
つまり! HD映像とはいえ3Dにしちゃったら、これまでの方式だと実は
「FULL HD」じゃなかった
というわけ

ブルーレイHD時代を迎えたパナソニックは、そんな3Dシステムでは満足
できなかったんすなぁ
そして「FULL HD」の実現方式として選んだのが
両眼それぞれにFULL HD信号を届けるフレームシーケンシャル方式!
線や点じゃなく、HD再生方法を画像面として考えたのね

新次元3D対応ビエラで「FULL HD 3D」を楽しむ!

左眼用・右眼用として記録された、それぞれの1920x1080のFULL HD映像を
秒間60コマx2=計120コマの超高速(1/120秒)交互に再生しとります
そして、再生画面(VT2シリーズのテレビ画面ね)を、映像とシンクロして
左右のレンズを交互に開閉するっちゅう偏光ガラスを使ったアクティブシ
ャッターグラス(3Dグラス)で見ると、映画館さながらの3D映像を楽しむ
ことができるってわけ

新次元3D対応ビエラで「FULL HD 3D」を楽しむ!
なので、スイッチが付いてます

新次元3D対応ビエラで「FULL HD 3D」を楽しむ!

実際にこんな感じで切り替わってます
明確な写真が撮影できなかったけど、左右のレンズは1/120秒という高速で
切り替えられるため、3D映像を楽しむ上で違和感はまったく感じなかった

高速切り替えの敵『クロストーク(二重像)』

新次元3D対応ビエラで「FULL HD 3D」を楽しむ!

FULL HD画像を1/120秒という高速で切り替えるとなると、一番問題と
なるのが『クロストーク(二重像)』
つまりは表示切替にデバイスの応答速度が追いつかないと、残像映像と
映像が重なって映像のブレが発生したりボケることね

でも今回のプラズマテレビ「ビエラ VT2シリーズ」なら大丈夫

新開発したフルブラックパネルは、セル内のキセノンガスの濃度を増大
させて発光量を増加させた上、新「ダイナミックブラックレイヤー」に
より、発光効率をアップ!
加えて、粒径を小さくし蛍光体密度を高めた短残光の新「高密度蛍光体」
で、従来「暗→明」の順序で発光させていたものを「明→暗」の順序で
発光することに成功してます

「最大輝度からの残光→最小輝度からの残光」という残光変化は
まさにコロンブスの卵!

書くのは簡単だけど、これを実際に実現するのって・・・気が遠くなるよ

「黒」の表現力が 500万:1に!

新次元3D対応ビエラで「FULL HD 3D」を楽しむ!

予備放電レス発光を実現し、「黒」の表現力が 500万:1に!
その上、前面のガラスをとっぱらって、低反射ディープブラックフィル
ターに変えてコントラストもアップ

『クロストーク(二重像)』を抑えただけでなく、黒を引き締めることで
くっきりキレイな映像表現を実現しとるがな

しかしこの<500万:1>っちゅう数字はなんだ~!?
この数字、n00bsでは今までにも何度も出てるけど、コントラスト比のこと
簡単に言うと、ディスプレイの最も明るい部分(白)と暗い部分(黒)の
輝度の比を表わしていて、比が高いほど黒がより黒として再現できるわけ

500万かぁ・・・ 改めてビックリの値だ さすがプラズマテレビ!

『FULL HD 3D』が記録された「Blu-ray 3D」って?

新次元3D対応ビエラで「FULL HD 3D」を楽しむ!

Blu-ray 3Dディスクは、左眼用と右眼用と2倍のFULL HD映像信号を記録
するために、『MPEG-4 MVC』という新たなコーディック(圧縮)技術で
オーサリングされています

『MPEG-4 MVC』は、左眼用と右眼用の映像信号で重複する部分を共用
ることで、圧縮効率アップする方法

新次元3D対応ビエラで「FULL HD 3D」を楽しむ!

で、「Blu-ray 3D」を楽しむには?

新次元3D対応ビエラで「FULL HD 3D」を楽しむ!

「Blu-ray 3D」を楽しむには、Blu-ray 3Dディスク対応のディーガと
3D対応のプラズマテレビ ビエラが必要

なぜならば!
Blu-ray 3Dディスクの再生には
 FULL HD 2ch分の信号処理 + MPEG-4 MVCのデコード処理
が必要
「新ユニフィエ システムLSI」が必要なのじゃ

テレビが3Dに対応していない場合は、左眼用の映像信号のみが再生さ
れるので、通常の2D映像が見れます

新次元3D対応ビエラで「FULL HD 3D」を楽しむ!

2010年、BS11はじめ、放送でも3Dコンテンツが次々とスタート!
放送の場合は、今後いろいろとインフラが変われば転送方式が変化し
てくるとは思われますが、BS11はサイド・バイ・サイド方式で提供中
放送は、3D未対応のプレイヤーでも録画し、メディアに焼き、3D対応の
ビエラ+ディーガで再生すれば、3Dを楽しむことが可能っす

※サイド・バイ・サイド方式ってのは、画面を左右に分割して送信
する「ハーフHD」とも言える送信方法

「二眼レンズ方式3D フルHDカメラレコーダー」

新次元3D対応ビエラで「FULL HD 3D」を楽しむ!

「二眼レンズ方式3D フルHDカメラレコーダー」触れて見たかったなぁ

新次元3D対応ビエラで「FULL HD 3D」を楽しむ!

撮影時に右眼用と左眼用、2種類の映像をメディアカードへ直接記録!
従来の3D撮影に比べ、飛躍的に効率的な映像作りが実現すること
間違いなしっす

『パナソニック ハリウッド研究所』で、「Blu-ray 3D」ディスクのオーサリ
ングサービスを開始するんだそうな
「Blu-ray 3D」タイトルがいよいよ市場に!

同時にこの3D用カムコーダーが、ハリウッドの映画業界に浸透して
いくことになるんでしょうか・・・

新次元3D対応ビエラで「FULL HD 3D」を楽しむ!

今後、リリースされるブロックバスター作品は、不正コピー防止制御
の観点からも、3D化が進んでいくということだし、楽しみっす
(ただし日本の映画館の放送整備のほうがボトルネックになりそう)
 
 
とにかく濃い内容の2時間半でした
ビエラとディーガ、そのままお持ち帰りしたかったくらい(^^;

AMN、ならびにパナソニックの関係者の皆様、貴重な体験をありがとうございました!
 
 
今回紹介した『フルHD3Dプラズマシアター』を体験できるイベント
下記の日程でパナソニックセンター大阪で開催される予定
詳細は下記サイトを見てちょ

展示会・イベント | FULL HD 3D Global:Panasonic
http://3d.panasonic.net/ja/3dexperience/events/

FULL HD 3D Global :Panasonic
http://3d.panasonic.net/ja/#index
 
 
関連ページ:
パナソニックの「FULL HD 3Dシアター」を体験してきた(予告編)
感覚的に操作、人に近づくコンデジ「Nikon COOLPIX S70」

11434-1572-154764







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