サントリーホールのバックステージツアーに参加してきました

サントリーホールのバックステージツアーに参加してきました

サントリーホールのバックステージツアーに参加してきました
通常入れない楽屋エリアはもちろん、大ホールでの無料コンサート鑑賞まで付いた2時間ちょいのツアーです
しかもこれ、全部無料!

※今回一部を除いて、写真はシグマの「8-16mm F4.5-5.6 DC HSM」をお借りして撮影しております

記録映像「サントリーホール誕生」は必見!!

サントリーホールのバックステージツアーに参加してきました

バックステージツアーのプログラムは以下のような内容

 1. 記録映像「サントリーホール誕生」(19分)
 2. バックステージ、楽屋見学、他
 3. オルガンプロムナードコンサート(約30分)
 4. ステージ、オルガン、ホワイエ見学、他

サントリーホールのバックステージツアーに参加してきました

普通に考えれば、目玉はなんといっても『バックステージ、楽屋見学』
なんだろうけど・・・(上の写真のグレー部分の一部)
実は自分にとっての満足度は『記録映像「サントリーホール誕生」』を
観れたほうが満足度が高かったりしました

・・・というのも
1986年にサントリーホールが開場するまでの経緯を記録した映像だから!

初代館長 佐治敬三がパイプオルガンのA(ラ)の音で落成の日を迎えるまで
その5年間の道程を記録したものです

ご存知の方も多いと思いますが
サントリーホールは、指揮者のヘルベルト・フォン・カラヤンに助言を得て
「世界一美しい響きを求めて」建築されたクラッシックを聴くことができる
日本で始めてのコンサートホールなのです

音響効果については、実際の1/10モデルを作成しての音響実験のみならず
レーザーを用いた音の広がりを可視化する効果実験など、実に様々な実験を
経て出来上がったホールは、カラヤンをして
 「まるで音の宝石箱のようだ」
と言わしめるものとなったのであります

サントリーホールは文化活動部に所属しており、実はホールが建築されて
いる土地は借地(森ビルの持ち物)、そのため運営には多大な費用がかかり
ますが、25年を超えて継続できているのは、サントリー株式会社の理念
「利益三分主義」があってこそっす

サントリーホールが出来るまでの記録映像は、基本的にはバックステージ
ツアーでしか観ることができません
これって非常にもったいない!!!!!
ぜひ30周年の際には、NHKスペシャルで取り上げて欲しいと思ったなり

バックステージツアーでは指揮者用の楽屋見学も

サントリーホールのバックステージツアーに参加してきました

バックステージツアーでは、実際に演奏者が楽器とともに移動に使用する
50人乗りのリフトを使って地下へ(最大積載量3300kgってどうなのよ!)

サントリーホールのバックステージツアーに参加してきました

通路にあるロッカーには、サントリーホールで演奏した楽団のステッカーが
所狭しと貼られてましたww

サントリーホールのバックステージツアーに参加してきました

またコンダクターやソリスト達の色紙も! 実はストックは数千枚にも
およぶので、定期的に入れ替えているんだそうです

サントリーホールのバックステージツアーに参加してきました

演奏者たちの楽屋をはじめ、アーティスト・ラウンジと呼ばれる
休憩ドリンクコーナーなどの見学もできます
しかし、なんといっても目玉は!!! 『指揮者用の楽屋見学』

サントリーホールのバックステージツアーに参加してきました

2つある指揮者用の楽屋は、どちらもシャワールームまで完備していて
まるでホテルの一室のようでした(参加者からも泊まれるとの声多数)

そういえば、館長であるチェリストの堤剛氏の部屋には、唯一記名プレート
がかかっていた

サントリーホールのバックステージツアーに参加してきました

そして、なんと演奏者でもない限り登ることができない舞台にも・・・
かつてはカラヤンが、そして2009年11月にはバラク・オバマ大統領も立った
同じ舞台にだよww

舞台の上から観るサントリーホールの美しいこと!

舞台上では、多くの見学者が手を鳴らして音の広がりを体験してました
自分も「ディナーチャイム」でも持っていって試したかったけど、意外と
高いんだよね(っていうか、実際にはその勇気はないww)

サントリーホールのバックステージツアーに参加してきました

大ホール正面に位置するパイプオルガンも、こんな至近距離からじっくり
と鑑賞することができます
パイプの数は、なんと5,898本!!世界でも最大級とのこと
これ、全て手作り!!(オーストリアの名門リーガー社製)

手作りしているシーンを記録映像「サントリーホール誕生」で見たことも
あってか、とにかく曲線の美しさに見惚れてしまった
今までこんなにじっくりとパイプオルガンを見たことなかったんだもん!

年に数回清掃するほか、数年に一度はバラしてメンテナンスしているんだって

きめ細かいメンテナンスで館内は劣化知らず?

サントリーホールのバックステージツアーに参加してきました

館内を案内されて、感動したのが全てにおいて手入れが万全だという点!
表舞台ともいえる、ホール内の設備やカーペットはもちろんのこと、バック
ヤードやクロークに至るまで、とにかく建築されて25年も経過したようには
思えないほど、実によく手入れがなされています
これは一朝一夕にはできない! 素晴らしいの一言です

サントリーホールのバックステージツアーに参加してきました

2006席の客席を擁する大ホールは、日本初のヴィンヤード形式
ヴィンヤード(葡萄畑)のように客席が段々畑のように設計されています
天井から吊られたライトも葡萄の房のデザイン!

サントリーホールのバックステージツアーに参加してきました

ロビー横には、バー・インテルメッツォが配されていて、コンサートが始まる
までのひととき、サントリーのお酒を楽しむことができヤス
(自分はいつも時間がなくて楽しむ機会がないけど)

お昼休みの無料コンサートが開催されていることを知ってる?

サントリーホールのバックステージツアーに参加してきました

サントリーホール開場5周年を記念して1991年からスタートした月に一度の
お昼休みの無料コンサートが「オルガン プロムナード コンサート」
今回のバックステージツアーでは、このコンサートも楽しませて頂きました
思った以上に多くの方が、お昼休みのひとときを過してらした

サントリーホールのバックステージツアーに参加してきました

このコンサートの素晴らしい点は、無料とかお昼休みの開催というだけでなく
お子様連れでも楽しめるようにと、ロビー左手にある「ブルーローズホール」
では、大ホールで開催されているコンサートをビデオ鑑賞することも可能です
実際、多くのお子さんが来場していて、小さい頃からクラッシックに親しめる
環境があるのは素敵だと思いました

バックステージツアーはネットからも応募可能

バックステージツアーの参加は無料
2011年は11月、12月も開催されます 参加は事前の申し込みが必要です
抽選となりますが、ハガキのほかネットからも可能ですので、ぜひご興味
のある方は申し込んでみてください

サントリーホールのバックステージツアーに参加してきました

コンサート開催時には見つけるのが難しいんだけど・・・
ロビーの大理石には、こんなハート型の模様があるのを見るけることも
可能かも・・・

バックステージツアー開催のご案内 【無料】:サントリーホール
http://www.suntory.co.jp/suntoryhall/topics/index2.html

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13942-1572-251738

サントリーホールの写真貼っておきます







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