「EOS 7D Mark II」を体感してきたっす
秒間10コマの連写性能にフリッカー対策、新開発CMOSセンサーなど とにかく7Dから格段に進化した感じ
なかには1Dxを凌駕するような機能まで・・・ 出し惜しみナシの機能てんこ盛りEOS(笑)
『一瞬を逃さない、進化した7D誕生!』なのであります
最高10コマ/秒の連写のシャッター音がコレだ!
★EOS 7D Mark II with EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS クリックするとflickrへ
今回のイベントは、品川キヤノンSタワーで開催された『CANON GRAND PRESENTATION 2014』にあわせて開かれたモノフェローズイベント
それも5年ぶりのモデルチェンジで話題の「EOS 7D Mark II」と「PowerShot G7X」のダブルという大盤振る舞い
いやぁ始まる前から興奮度はマックスですわww
(G7Xについてはまた別でまとめます 現在先行モニター中☆)
なんといっても「EOS 7D Mark II」の目玉は、最高約10コマ/秒の高速連写!
最高10コマ/秒の連写のシャッター音がコレだ!↓
聴いていると気分が上がってきませんか?
音に夢中で撮影対象は動きもなにもない壁だった、というのは内緒;;
「EOS 7D Mark II」に搭載する連写機能を実現する上でキヤノンがこだわったのは耐久性とタイムラグ
確かに、速いけど壊れやすいってのは困るもんねw
シャッターユニットとミラー駆動機構を新しく開発することで、最高10コマ/秒という連写スピードでありながら、高速で低振動、さらに十分な耐久性を兼ね備えた一台に仕上げられております!
中でも、7Dではバネ駆動だったミラーをモーターに変更し、ミラーバウンドの直前でわずかに減速しております
さらにマスターダンバーを付け加えることで慣性の法則を利用
このあわせ技でミラーのバウンド時間の短縮と衝撃を軽減しております
そしてその速さで撮影したデータを素早く記録するために・・・
約2,020万画素の新開発CMOSセンサーと「DIGIC 6」プロセッサーをデュアル構成にして対応しとります
(ちなみにEOS-1D Xは一眼レフ専用のDIGIC 5+のデュアル構成)
「EOS iTR AF」も搭載!なんと人の形が認識できるように進化しています
被写体の顔や色を検知して追尾してくれるというのは、EOSシリーズの中では最強の追尾システムじゃないでしょうか
高速連写とともに、運動会など動く被写体の撮影時には頼もしい機能っしょ
追尾からはちょっと外れるけど・・・
ワンショットAFの場合、瞳のうち撮影距離が近いほうの瞳にできるだけピントが合うような仕様という話なので、モニターの際にはぜひ試してみたいっす(誰かモデルになってけれ)
「測距エリア選択レバー」を新設
「測距点が65点」というのも驚いたっす(EOS最大)
しかも全点がクロス測距なんだと!!
中央1点はF8に対応、おまけに-3EVでもAFが可能なり
問題は測距エリアを如何に切り替えて使いこなすかだけど・・・
今回なんと「EOS 7D Mark II」には、選択用に「測距エリア選択レバー」を新設(サブ電子ダイヤルの左斜め上のところ)して対応
すごいなキヤノン、専用レバー追加してくるか~!
この測距エリア選択レバーは、右にしか動かない仕様で、倒すたびに測距エリアが切り替わるようになってヤス
左にも動いて、設定を戻せると嬉しかったんだけどなw
短時間しか触れてないけれど、この位置は配置として悪くない感じでした
ついに「フリッカーレス撮影」が実現!
実は今回「EOS 7D Mark II」を操作してみて最初に驚いたのが、実はファインダーだったりするんだけど、それはね・・・
ファインダーの中に表示される情報が盛りだくさんなのだよ
「インテリジェントビューファインダーII」っていうらしいw
ファインダーをのぞいたままで様々な設定変更、そして撮影ができるっちゅうわけですな
上の情報の中に『Flicker!』の表示があるのに気づきました?
なんとなんと・・・
「EOS 7D Mark II」には「フリッカーレス撮影」機能が新たに搭載されております!
他社のカメラに搭載されているフリッカーレス機能とは異なり、撮影データそのものに対するフリッカーレス機能っす(他社のものは、ファインダーに対するフリッカーレスで撮影データには関係ない)
「EOS 7D Mark II」に搭載されたフリッカーレス撮影機能とは、高速連写時に蛍光灯や水銀灯といった人工光源のちらつきによる撮影データの変色や暗化現象を回避するものです(人工光源のちらつきは人間は感知しないレベルだが、撮影ではタイミングや設定状況によっては影響受ける<特に連写時)
測光センサーがフリッカーを検知するとファインダー内に『Flicker!』の表示がされるというわけ
そのような状況下での撮影時に「フリッカーレス撮影する」に設定すると、あら不思議
連写時に、もしもシャッタータイミングが検知したフリッカー周期の光量が下がった瞬間に当たった場合、シャッタータイミングを自動的にずらしてくれるのだ
これは画期的!!! 学芸会や入学・卒業式といったような室内行事などの撮影で威力を発揮してくれそう
マグネシウム合金のボディ、やっぱええっすなぁ
しかも防塵・防滴!!! 好みだww
外装のエンジニアリングプラスチック部品は、防塵・防滴部材を組み合せて一体成型するという拘りっぷり
ご覧のように、外装カバーの合わせ部も防塵・防滴部材でシーリングで強化されております
記録メディアはCFとSD/SDHC/SDXCに対応したダブルスロット
EOS 7D Mark IIとEOS 7Dの主な仕様比較
EOS 7D Mark II | EOS 7D | |
撮像素子 | 22.4×15.09mm (APS-C) | 22.3×14.9mm (APS-C) |
有効画素数 | 2,020万画素 | 1,800万画素 |
記録画素数(L) | 5,472x3,648ピクセル | 5,184×3,456ピクセル |
連写速度 | 10コマ/秒 | 8コマ/秒 |
常用感度 | ISO 100-16000 | ISO 100-6400 |
拡張時最高感度 | ISO 51200 | ISO 12800 |
AF測距点 | 65点(全点クロス) | 19点(全点クロス) |
測距輝度範囲 | EV -3~18 | EV -0.5~18 |
映像エンジン | DIGIC6×2 | DIGIC4×2 |
液晶モニター | 3型/約104万ドット | 3型/約92万ドット |
記録メディア | CF、SD/SDHC/SDXC | CF |
大きさ(W×D×H) | 148.6×78.2×112.4mm | 148.2×73.5×110.7mm |
本体質量 | 820g | 820g |
「EOS 7D Mark II」は、ミドルクラスといいつつも一部はフラグシップ機に肉迫、いやさ超えるかもしれない機能がてんこ盛りじゃないっすか!!!
しかもWEBエントリー後、購入先着一万名にはバッテリーグリップがプレゼントされるだとぉ!?(GET BGキャンペーン)
キヤノンさんから説明を受けてるうちに欲しくなってきちゃったよ<落ち着け自分
大阪でも撮影体験イベント開催!
東京でのイベントは終了しましたが、10月5日~7日には大阪のナレッジシアターで「CANON GRAND PRESENTATION 2014」が開催されます
こちらではフリースタイルバスケットボール・チアリーディング・ダブルダッチを被写体に撮影体験できる予定っす
※モフェ仲間のこらそんさんに撮影してもらいました(Thanks)
11月下旬発売予定の望遠レンズ「EF400mm F4 DO IS II USM」にも触れられる・・・かも?
10/3追記:会場で連写の速さも実際体感できたけど、長玉着けて操作したときのAFの速さにも感動したっす レースや航空祭なんかでの撮影で使うとめっちゃ楽しそう
関西地区の皆さん、よろしければ会場でぜひ「EOS 7D Mark II」を体験してみてくだされ~
キヤノン、キヤノンマーケティングジャパン、WillVii、そして参加モノフェローズの皆さん、素敵な時間をありがとうございました
「CANON GRAND PRESENTATION 2014」:大阪
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