iPod対応フル真空管アンプシステム「VAZIO T-2」がやってきた

とにかく厳重な梱包なのだ

驚いたのは、その梱包の厳重さ　分厚い！！
写真は　アンプ部分の梱包材の一部（上蓋部分）

しかも四隅の補強も半端ねえっす
これなら繊細な真空管も安心だぁね　クロネコさんで運ばれてきたよん

しかし　セットで16kg超えというのはちょっとだけ想定外だった（苦笑）
（アンプ：8.5kg，スピーカー（ペア）：8.04kg）

ちなみにシリーズ名の「VAZIO（バッジオ）」ってのは、ポルトガル語で「真空」って意味っす
ロゴの「A」が真空管の形になってるのがナイス！

3W×2chから出る音は驚くほどクリアで暖かい

「T-2」モデルは、ついにiPod Dockをアンプ本体に搭載！
筐体とスピーカー部は共にアルミ材を使用していて
アルミ製の真空管アンプとiPodとの対比がクールっす

そして、真空管はというと･･･
「12AX7」を初段に、そして出力段に「EL-84（6BQ5）」を配置
どちらもプロも愛用するほどの優秀な管っす（CHINA製ですが）

気になる定格出力は3W×2ch、S/N比は80dBとなっていヤス
ちょっとパワー不足？と思ったのですが、そんな心配はまったく不要！
膨らみが感じられる暖かい音質のサウンドを奏でてくれます
＃デジタルのアンプじゃないんだもんね　当たり前か；；

後で実際に視聴してみたときの動画を貼りますのでご確認くだされ

リアパネルには、RCA入力が3系統用意されてるから、iPod以外にもDVDやCD、そしてデジタル機器を接続して楽しむことが可能です

ここはぜひともCDを接続して楽しんで欲しい！
女性ボーカルのジャズなんか最高です　聞いてみてぇぇって感じ（苦笑）

2WAYスピーカーは『バイワイヤリング仕様』

この真空管アンプに繋げるスピーカーってのもなかなかのもの
セットのスピーカーは2WAY/リアバスレフ型で、音質チューニングはセットのアンプに合わせて行なわれておりまする

これがなんと『バイワイヤリング仕様』なのだ！！
写真のように、ツィータ(高域)とウーファー(低域)の端子間を導通するための専用の金属板（バスバー）が付いてきます

バイワイヤリング接続ってなんぞや？という方もいらっしゃいますよね
簡単に言うと、2WAYスピーカーでツィータとウーファーそれぞれを別のスピーカーケーブルで配線する方法のことなのだ

バイワイヤリング接続とシングルワイヤリング接続の　どっちがどっちというのは意見が分かれるところなので･･･
今回は、セットにはスピーカーケーブルが2本しか付いてこなかったこともあり、まずはセットのもののみを使ったデフォルトな接続状態で音を聴きたいと、シングルワイヤリング接続にしました（バスバーはそのままってこと）

iPodのリモコン操作はメニュー階層の移動も可能

「VAZIO T-2」で再生可能なiPodは以下のとおり
　iPod（オリジナル～第5世代）
　iPod mini、iPod photo、iPod with color display
　iPod nano（第1世代～第5世代）
　iPod classic、iPod touch（第1世代～第3世代）

さらに感動したのが！
付属のリモコンで、iPodドックに接続したiPodを音量調整や再生/停止以外にも、メニュー階層の移動までできちゃう点
ご機嫌に操作できます♪

実際に操作して　音を再生している動画を貼っておきます

Full vacuum tube amplifier system for iPod 'VAZIO T-2': CAV Japan

心地よい音の広がりがわかって貰えるか微妙なのが残念！
再生したものを動画で撮影しているものだしなぁ･･･
生で聴くとほんとに癒される音がするのよぉぉぉ；；；

スピーカー接続に関しては、バイワイヤリングのほうが音質改善効果が得られるという意見もありますので、モニター中にぜひとも試して違いを感じてみる予定

書き忘れてたけど、真空管アンプだからって『暖気』が必要だと思ったら
最近のは関係ないのか　電源投入直後でもあまり意識しないで音を
楽しめました　ここいらどうやってるんだろう･･･
ま、ともあれ朝とかも意識しないですぐに楽しめるってのは良いなとｗｗ

しっかし、実売6万ちょいで「フル真空管アンプシステム」が購入できるなんて思いもしませんでした（上位モデルの「T-3」も気になるところ）
恐るべし、CAVジャパン；；；　モニター中いろいろと使い倒したいと思っております

写真はこちら
Full vacuum tube amplifier system for iPod 'VAZIO': CAV Japan