「ポメラ（pomera：kingjim）」の利点と欠点：Review-2

使いたいとき、すぐにon！起動の速さには大満足

最近のNetBOOKには、Quick Start機能を搭載してるものが増えてるけど、仕様上さすがにメモ帳が使えるものは皆無（今のところ）
その点、メモりたいときにサクっと立ち上がるポメラ（pomera）には、大満足

KINGJIM pomera review-1 （開閉＋起動）

メモの途中で急いで移動する時ってあるよね？
そういう時も、ポメラ（pomera）ならレジューム機能付きだから「保存」しなくても、ポメラの蓋を閉じるだけでOK
いわゆる昔のワープロ感覚で使えるってこと　使い勝手がよくて気に入ってる点っす

その他、ポメラ（pomera）のイケてる点

えとスペックから主要なものを改めてご紹介しますと…

やっぱ電池駆動ってのは良いっすね
単三電池2本で20時間、自分的にはかなり使えるという感じでした
もっぱら充電池使ってたけど（＾＾；；；

出先でバッテリー切れになっても入手しやすいというのをポイントに置いてくれたのには大感謝！　発火の心配もないしさ（苦笑）

あと、文字サイズが大中小の3種類から選べるのもgood！
メニューの「書式」で文字サイズの変更ができるんだけど、大きさの表示が併記されていてわかりやすくなってヤス
4インチTFTモノクロLCDで、VGA（640×480ドット）でも、全然問題無しって感じ

キーピッチも17mmと一般のキーボードサイズを実現しております
ストロークの深さも悪くないし、入力は快適だったっす
（実は VAIO Type P とほぼ同じキーボード幅だったりします（笑））

それから、今回使ってみて便利だと思ったのはUSBによるパソコンリンク
microSDって小さいから面倒で…　仮保存には内臓メモリを利用して、結局USBケーブルで転送ってパターンで使ってました

対応OSはWindowsのみなんだけど、同梱されているUSBケーブルで繋ぐだけでリムーバブルディスクとして問題なく認識してくれたので、簡単にPCとリンクすることができました

辞書機能がATOKだってのもご機嫌だったポイントの一つ
ATOKで鍛えあげた『マイ辞書』をインポート（エクスポート）できるしね
自分はここ数年ATOKユーザーではなかったので、残念ながら鍛えこんだ辞書を使う楽しみはなかったけど、この機能があるというのは、やっぱアピールポイントだよね

ただ…　このおかげで値段がちょいと上がってしまっているのも事実なんだろうけど（苦笑）

ポメラ（pomera）のちと残念だった点

使って一番残念だったのが、1ファイル8000文字っていう制限
個人差の問題だとは思うんだけど、自分にとって8000文字ってのはちと少なすぎた
新規で打ち込むメモとしては十分な文字数かもしれないけれど、PCから下書き文書を移したら、意外に8000文字超えてるものが少なくなかったのだ　…で、開けないと（爆）

本体メモリサイズはそのままでもいいから、バッファメモリのバランスを何とかして貰えれば嬉しいな

そしてもう1つだけ残念だったのが…
ファームウエアのアップデート手段が考慮されていなかった点

実は2009.1.15付けで　かな漢字変換機能のアップデートがなされているのですが、これを実装するには、ポメラ本体をKINGJIMへ送らなければならないらしい
インターネット接続機能はないとはいえ、PCとUSBケーブルでリンクできるのであれば、ファームウエアのアップデートができるようなソフトを組み込んでいて欲しかった
今回の回収アップデートで、そういうソフトの組み込みまで対応して頂ければ万歳だったんだけど、そういうリリースがないのが非常に残念でした

デジタルメモ「ポメラ」ソフトウェアアップデートのご案内：KINGJIM
http://www.kingjim.co.jp/news/0901/p-pomera_update.html

KINGJIM pomera on flickr

ポメラ（pomera）は、コンパクトでバッテリーを気にしないでいいのは最高なヤツですが、やっぱお値段が微妙かなぁ･･･

ATOK外せないってことなら、やっぱ前回も書いたように、KINGJIMさんとジャストシステムで、PC用のATOKソフトユーザー優待とかバンドル特価みたいなキャンペーンでお買い得バージョンを出して欲しいっす

だって、オレンジのポメラが欲しいんだもぉぉん（笑）

以上のような結果、自分のポメラ（pomera）の評価はこんな感じになりました