クローンES細胞で、パーキンソン病が治療できるなんて!
山中チームが人工多能性幹細胞(iPS細胞)から視細胞をつくることに
成功したのにも感動したけれど、今回のも負けず劣らず凄いっす
脳内の神経伝達物質ドーパミンの不足などで起こる『パーキンソン病』
その治療に、クローン培養したES細胞(万能細胞)を活用
ドーパミンを分泌する神経細胞に変化させ移植させた結果、症状の改善が
見られたとのこと これは画期的な実験成果!
但し、ES細胞の作製に用いた核は被験体のものを利用 別のマウスに移植
した場合は拒絶反応を起こし、症状は改善しなかったらしい
ともあれ、自身の皮膚細胞を核とした場合の拒絶反応がなかったのは
大きな一歩! 今後に期待が持てるっす
米国の科学誌「ネイチャーメディシン電子版(Nature Medicine)」に
今回の成果は発表される予定
若山研究室(理化学研究所 神戸研究所)
http://www.cdb.riken.jp/grp/
Nature Medicine
http://www.nature.com/nm/index.html